ヘアカラーの染め方
ヘアカラーについて、お客様から よく言われるのが…
同じ薬剤で染めれば、毎回同じ仕上がりになるんでしょ
現在ですと、弊社を含め
顧客カルテを活用している美容室がほとんどですので
過去の使用薬剤を記載してあるのも
お客様側でも ご存知だったりしますよね。
だから、中には
「前に 書いてある色(薬剤)で染めてちょうだい」
と、おっしゃいます方もいます。
コレって、ちょっとだけ誤解があって…
本当は、
同じ薬剤の使用でも
仕上がりは変わっちゃいます⚠️⚠️
例えば…
薬剤の塗布量
薬剤の放置時間
髪の状態の変化
カットの状態
前回の施術からの経過時間
薬剤を塗る人の違い
塗布スピード
季節
気温
…などなど、
仕上がりが変化してしまう要因は
キリが無いほどあります❗️❗️❗️
だからこそ、普段の私自身の施術は
毎回の来店ごとに
薬剤調合を、微妙に変えています💡✨
それが、根本カラーのみだったとしても
明るさなどの調合を 変えています❗️❗️
日焼けで毛先が明るくなっているから、根本カラーの明るさを合わせよう!
とか…
髪の健康状態が変わっているから、薬剤の強さを弱くしよう!
…とか
しばらくぶりのヘアカラーで毛先が黄色いから、ちょっとブラウン多めにしよう!
…とか
日差しが強くなってきたから、0.5トーンだけ暗く設定しよう!
…とか
実は、毎回 色々yとやってはいたのですが、
私なりの感覚ですし
とっても微小な工夫ですので、
お客様には あまり説明していませんでした。
工夫自体は、割と 日常的に行なっているコトなので
あえて ご説明すると
ドヤっているようで 気恥ずかしさを感じていたり…
結果 同じ仕上がりになっているから、別に イイっか!
…みたいに思っていたのですが、
最近では
こういう説明も 必要なんだよな❗️
…というふうに、考えております。
なので…
同じ薬剤使用でも
担当者や その時の場面で
仕上がりの色味の出方は 変わります❗️
…ということも、お伝えしておきます。
皆さんの過去にも…
今日の仕上がりは、いつも通りでは無い
とか…
毛先と根本の色が合わない
とか…
そんなことが、あったかと思います。
そんな時は、
同じ薬剤の使用でも
前述のような要因のどれかに、当てはまっているハズです。
そうならないように、
安定した仕上がりを提供できるように、
毎回の 微細ながらの調整は行なっております。
人それぞれの答えがあるので
私のやり方が全てではないのですが…
そういったことの説明や 理解していただける努力は
忘れないようにしていきたいモノです。
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