考え方




美容業に長く勤めていると、必ず ついてまわるワードが…

デザイン








他のファッション系でも
〝デザイン〟って、絶対に出るワードですが…



この〝デザイン〟というワード、
色んな捉え方があって…

私自身は デザインすることを

悩み解決すること

効率的にすること

…と、捉えています。







例えば…分かりやすく
〝窓〟で説明してみると…







色んな種類の窓のなかで、

スライドさせる引き戸式の窓ですと
「光を多く取り込める」
という反面、
『片側しか開けられない』
ということがあります。



観音開きの扉式の窓ですと 両開きが可能なので
風を通すには優れているでしょう。



しかし、
風で 扉がバタバタしてしまうリスクがあるので
ストッパーをつけたりもします。



しかし、
窓を全開放すると 物や人が落ちてしまうリスクもあるので、
開き具合を調節できるような器具をつけたりもします。



外開きにすると 雨など入るから、内開きにする。
…とか、

出窓にした方が、物を置くスペースができる。
…とか、

片手で開けられるような取手をつける。
…とか、

子供の手が届かない部分に設置する。
…とか、

他にも、いろいろな意図がありますよね。



コレらのように、

いろいろな 要望や 意図や リスクに 合わせてモノづくりをする
ということが、デザインだと考えております。








お客様の悩みをカバーできるカットをする。

お客様の気分に合わせたヘアカラーを作る。

…などがデザインです。



決して、

トレンドや 奇抜なモノや 他人と違うモノや ハイセンスだけが デザインではない!

と、思っています。








絶壁や骨格をカバーするために…

髪のボリュームダウンのために…

クセ毛を扱いやすくするために…

小顔に見せるために…

ツヤ髪のために…

若見えのために…

…などなど…キリがないほどのお客様の気持ちに合わせて
技術やツールを駆使することが、デザインです。










美しいフォルムのショートにカットするのも
デザインですし、

トレンドのインナーカラーを作るのも
デザインですし、

傷んだ髪をトリートメントで サラサラに仕上げるのだって
デザインづくりですし、

お手入れしやすい髪質を作り上げるのだって
デザインづくりですし、

白髪を見えなく染めるのだって
デザインなワケですし、

ナチュラルな仕上がりのものだって
そういう風に仕上げるためのデザインです。







コレが、私の
〝デザイン〟というものへの捉え方。





一番大事のは…

お客様が どうしたいと考えているのか?






抽象的な内容でもいいので
それに合わせて、創りあげていくようにデザインしています。





yu:me_Tazawa(hair-stylist)

美容師/岩手県紫波郡矢巾町岩手医大向かい 美容室yu:me(美容室ユーミー)所属 ヘアスタイリスト田沢真之の個人サイト 美容情報の発信/高確率で、たわ言 など…

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